大学受験で国公立大学を目指していると、古典(古文・漢文)の問題集選びに悩む受験生は多いのではないでしょうか。
- 共通テストの古典は解けるが記述問題が苦手
- 国公立大学レベルの演習をしたい
- 古文と漢文をバランスよく対策したい
こうした受験生におすすめの問題集が、国公立標準問題集 CanPass古典です。難関大学向け教材で定評のある駿台文庫が出版しており、国公立大学レベルの古典対策として多くの受験生に利用されています。
私は東大を卒業し、これまで家庭教師として多くの受験生を指導してきました。その経験から言えるのは、古典は基礎知識を固めたあとに良質な問題集で演習することで、得点力が大きく伸びる科目だということです。
この記事では、
- 『CanPass古典』の特徴
- 効果的な使い方
- メリット・デメリット
- どんな受験生におすすめか
を、大学受験生向けに分かりやすく解説します。

Contents
CanPass古典とは?
国公立標準問題集 CanPass古典は、国公立大学の標準レベルの古典問題を演習できる問題集です。
主な特徴は次の通りです。
- 国公立大学レベルの問題を厳選
- 古文と漢文をバランスよく収録
- 丁寧な解説で読解力を伸ばせる
この問題集は、共通テスト対策だけでなく、二次試験を意識した読解力を鍛える教材として作られています。
そのため、
- 共通テストだけでなく二次試験も必要な受験生
- 古典の読解演習を増やしたい受験生
に特におすすめです。

CanPass古典のメリット
1. 国公立大学レベルの良質な問題が揃っている
『CanPass古典』の最大のメリットは、国公立大学レベルの問題を効率よく演習できることです。
古典の問題集には次のような種類があります。
- 基礎問題集
- 共通テスト対策問題集
- 難関大学向け問題集
その中でこの問題集は、標準〜やや難レベルの問題が中心です。
つまり、
- 地方国公立大学
- 中堅国公立大学
- 難関大学の基礎対策
などにちょうど良い難易度になっています。
2. 古文と漢文を同時に対策できる
この問題集の特徴は、古文と漢文を両方収録していることです。
多くの問題集は、
- 古文だけ
- 漢文だけ
の教材になっています。
しかし入試では、古文と漢文をどちらも解く必要があります。
そのため、この問題集を使えば古典全体の読解力をバランスよく伸ばすことができます。
3. 解説が丁寧で理解しやすい
駿台文庫の教材は、解説の質が高いことで有名です。
『CanPass古典』でも、
- 本文の内容解説
- 文法・句法の説明
- 設問の考え方
などが丁寧に説明されています。
家庭教師として多くの受験生を見てきましたが、解説を丁寧に読み込むことが成績アップの大きなポイントになります。

CanPass古典のデメリット
優れた問題集ですが、いくつか注意点もあります。
1. 基礎ができていないと難しい
この問題集は国公立大学レベルなので、
- 古文単語が覚えられていない
- 文法が理解できていない
- 漢文句法が不十分
という受験生には少し難しく感じる可能性があります。
まずは基礎教材で
- 古文単語
- 古文文法
- 漢文句法
をしっかり学習してから取り組むのがおすすめです。
2. 共通テスト専用の問題集ではない
この問題集は二次試験も意識した教材なので、共通テスト形式の問題だけを扱っているわけではありません。
そのため、
- マーク式問題の練習
- 共通テスト特有の問題形式
を対策する場合は、別の問題集を併用する必要があります。

効果的な使い方(家庭教師としておすすめ)
『CanPass古典』は使い方によって学習効果が大きく変わります。ここでは家庭教師としておすすめしている勉強方法を紹介します。
①基礎知識を固めてから取り組む
まずは古典の基礎を固めましょう。
古文では次の知識が重要です。
- 古文単語
- 助動詞
- 助詞
- 敬語
漢文では、
- 重要句法
- 再読文字
などを理解しておく必要があります。
こうした基礎ができていると、問題演習の効果が大きくなります。
②時間を測って問題を解く
入試本番では時間配分が重要です。
そのため問題を解くときは、
- 制限時間を設定する
- 本番を意識する
ことが大切です。
目安としては、
1題15〜20分程度で解く練習をすると良いでしょう。
③解説を徹底的に読み込む
問題を解いた後は、解説を丁寧に確認します。
特に次のポイントを意識してください。
- 文の構造
- 重要語句
- 設問の解き方
この復習をしっかり行うことで、読解力が大きく向上します。
④2〜3周して実力を定着させる
問題集は1回解くだけでは十分ではありません。
おすすめの勉強方法は次の通りです。
1周目:普通に問題を解く
2周目:間違えた問題を復習
3周目:すべての問題を解き直す
このように繰り返すことで、問題の解き方が身につきます。

どんな受験生におすすめ?
国公立標準問題集 CanPass古典は、特に次のような受験生に向いています。
国公立大学を目指す受験生
この問題集は国公立大学レベルの問題が中心なので、
- 地方国公立大学
- 中堅国公立大学
を志望する受験生に特におすすめです。
古典の読解演習を増やしたい受験生
古典は演習量を増やすことで、読解力が大きく伸びます。
この問題集は問題の質が高いため、効率よく実力を伸ばすことができます。
共通テストの次のレベルに進みたい受験生
共通テストレベルの古典が解けるようになった受験生が、二次試験対策へ進むための教材としても適しています。

まとめ:CanPass古典は国公立大学対策におすすめの問題集
国公立標準問題集 CanPass古典は、国公立大学の古典対策として非常に優れた問題集です。
特に次のようなメリットがあります。
- 国公立大学レベルの問題を演習できる
- 古文と漢文を同時に対策できる
- 解説が丁寧で理解しやすい
一方で、
- 基礎ができていないと難しい
- 共通テスト専用対策ではない
という点もあります。
そのため、
- 古文単語・文法・漢文句法を学ぶ
- 共通テストレベルの問題を解く
- この問題集で国公立大学対策
という流れで学習すると、古典の実力は大きく伸びます。
古典は正しい勉強法で取り組めば、大学受験の中でも比較的短期間で得点を伸ばしやすい科目です。良質な問題集を活用して、古典を得点源にしていきましょう。