地学は選択者が少ないぶん、正しい参考書を選べば一気に点数が伸びる科目です。しかし「どの参考書から始めればいいかわからない」「自分のレベルに合った問題集が見つからない」という声も多く聞かれます。
この記事では、偏差値・志望校別に地学・地学基礎のおすすめ参考書と問題集を厳選して紹介します。共通テスト対策から東大・京大の二次試験対策まで、自分に合ったルートを見つけてください。

Contents
地学・地学基礎の参考書選びで失敗しない3つのポイント
参考書選びで最も重要なのは「自分の現在地を正確に把握すること」です。難しすぎる参考書を無理にこなしても定着しません。以下の3点を意識して選びましょう。
- 現在の偏差値・目標レベルに合ったものを選ぶ
- 講義系(インプット)→問題集(アウトプット)の順で進める
- 共通テスト専用か、二次試験も必要かで選ぶ書籍が変わる
それでは偏差値別に詳しく見ていきましょう。

偏差値40〜50前半|基礎から始める・共通テスト5〜6割を目指す人向け
対象レベル:地学未履修・苦手意識がある・日大・産近甲龍レベル志望
このレベルでは「まず地学の全体像をつかむこと」が最優先です。図やイラストが豊富で、読むだけで理解できる講義系参考書からスタートしましょう。
講義系参考書(インプット)
青木の地学基礎をはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 名人の授業シリーズ)
独学者に最もおすすめの定番書。図・イラストが豊富で、地学の現象が直感的に理解できます。「地学ってよくわからない」という人がこれを読むと見違えるように理解が進みます。
きめる!共通テスト 地学基礎 改訂版 (きめる!共通テストシリーズ)
オールカラーで視覚的にわかりやすく、共通テストに特化した構成。コストパフォーマンスが高く、短期間で基礎を固めたい人に最適です。
改訂版 大学入学共通テスト 地学基礎の点数が面白いほどとれる本 0からはじめて100までねらえる
マンガ風・図解多めで入門に最適。活字が苦手な人でも取り組みやすい一冊です。
問題集(アウトプット)
改訂版 リードLightノート地学基礎
書き込み式で基礎を固めながら演習できます。講義系参考書と並行して使うと効果的です。
このレベルのおすすめ学習ルート
青木の地学基礎をはじめからていねいに → きめる!共通テスト地学基礎 → リードLight → 黒本・駿台実戦 → 過去問

偏差値50〜57.5|MARCH・関関同立・地方国公立・共通テスト7割前後を目指す人向け
対象レベル:基礎は理解できているが、図の読解・資料考察でミスが多い人
このレベルでは「基礎の完成度を高めつつ、標準問題の演習量を増やすこと」が鍵です。
講義系参考書(インプット)
まず前のレベルで紹介した『青木の地学基礎をはじめからていねいに』または『きめる!』を完璧に仕上げることが先決です。その後、以下に進みましょう。
ひとりで学べる地学 新版 (COLOR LECTURE)
地学基礎+地学の範囲を1冊で網羅。理系で二次試験に地学を使う人はここから本格的な学習に入りましょう。
問題集(アウトプット)
地学基礎一問一答【完全版】2nd edition (東進ブックス 一問一答シリーズ)
頻出用語の暗記に最適。スキマ時間の活用にも向いています。
共通テスト対策
2026 共通テスト総合問題集 地学基礎 (河合塾SERIES 通称:黒本) 全統模試を収録しており、本番に近い形式で実戦力を鍛えられます。
『2026-大学入学共通テスト 実戦問題集 地学基礎』(駿台文庫) オリジナル予想問題5回分+過去問を収録。直前期の仕上げに最適です。
このレベルのおすすめ学習ルート
青木orきめる!完璧 → 一問一答 → 共通テスト総合問題集(黒本)+実戦問題集(駿台) → 過去問複数年

偏差値60〜67.5|早慶理系・旧帝大理系・難関国公立を目指す人向け
対象レベル:標準問題はできるが、記述・考察問題で減点・初見問題で詰まる人
このレベルになると「思考力・記述力」の強化が最大の課題です。単純な暗記では対応できない問題が増えるため、論述・考察問題の演習を積みましょう。
問題集(アウトプット)
センサー 地学 3rd Edition
二次試験対応の最強問題集。記述・計算・考察問題が豊富に収録されており、難関大学の対策に不可欠な一冊です。
論述・考察特化
大学入試地学研究会の問題集(http://chigaku-exercise.com/)
無料で利用できる記述・論述問題が豊富なサイト。二次試験の記述対策としては最高水準の質を誇ります。旧帝大志望者は必ず活用しましょう。
このレベルのおすすめ学習ルート
教科書 → センサー地学完璧 → 大学入試地学研究会問題集 → 過去問

東大・京大・医学部・早慶最難関理系|地学で満点近くを狙う人向け
地学選択者は少ないですが、正しい対策をすれば大きなアドバンテージになります。このレベルでは過去問と高難度演習が中心になります。
必須参考書・問題集
『センサー地学』(啓林館)完璧仕上げ まずこれを完璧に仕上げることが前提です。
東大・京大特化対策
過去問赤本と大学入試地学研究会の問題集を組み合わせた記述対策が最も効果的です。各大学の過去問を徹底的に分析し、頻出テーマを繰り返し演習しましょう。

まとめ:自分のレベルに合ったルートで着実に力をつけよう
地学・地学基礎は、正しい参考書と学習順序を守れば短期間でも大幅に点数を伸ばせる科目です。以下に本記事のポイントをまとめます。
| レベル | 目安偏差値 | まず手をつける一冊 |
|---|---|---|
| 基礎固め | ~50前半 | 青木の地学基礎をはじめからていねいに |
| 標準演習 | 50~57.5 | 青木の地学基礎をはじめからていねいに |
| 応用・二次 | 60~67.5 | センサー地学 |
| 最難関対策 | 67.5~ | センサー地学+過去問 |
大切なのは「今の自分に合ったレベルから始めること」です。背伸びして難しい参考書を使っても定着しません。まずは基礎を丁寧に固め、ステップアップしていきましょう。2026年度入試に向けて、計画的に学習を進めてください。