大学受験の勉強を始めようと思ったとき、多くの人が最初に悩むのが
- 何から勉強すればいいのか分からない
- とりあえず参考書を買えばいいのか
- 毎日どれくらい勉強すればいいのか
といった問題です。
実際、受験生を指導していて感じるのは、多くの人が「勉強を始める順番」を間違えているということです。
大学受験では、いきなり問題集を解いたり、やみくもに長時間勉強するよりも、最初の準備をしっかり行うことがとても重要です。
この記事では、家庭教師として受験生を指導してきた経験から、大学受験勉強を始めるときに最初にやるべき5つのことを解説します。
① 志望校のレベルを決める
受験勉強を始める前に、まずやるべきことは志望校のレベルを決めることです。
これは「絶対にここに行く」と決める必要はありませんが、少なくとも
- 難関大学レベル
- 中堅大学レベル
- 基礎から必要なレベル
などの目安は決めておく必要があります。
なぜなら、大学によって必要な勉強量が大きく違うからです。
例えば、
- 難関大学 → 基礎+応用+記述対策
- 中堅大学 → 基礎+標準問題
というように、勉強内容が変わります。
志望校のレベルが決まっていないと、
- 簡単すぎる勉強をしてしまう
- 逆に難しすぎる問題に時間を使ってしまう
という無駄が生まれてしまいます。
そのため、まずは目標の大学レベルを決めることから始めましょう。
② 今の実力を把握する
次に重要なのが現在の実力を知ることです。
受験勉強では
現在地が分からないと正しいルートを選べない
という問題があります。
そのため、まずは
- 模試の結果
- 学校のテスト
- 基礎問題
などを使って、自分の実力を確認しましょう。
例えば英語なら
- 英単語がどれくらい分かるか
- 文法の基礎ができているか
- 長文が読めるか
などを確認します。
この段階で重要なのは、自分の弱点を見つけることです。
受験勉強では「できない部分」を優先して勉強する方が、成績が伸びやすくなります。
③ 科目ごとの勉強方針を決める
志望校と現在の実力が分かったら、次に科目ごとの勉強方針を決めます。
大学受験では科目によって勉強方法が大きく違います。
例えば
英語
- 英単語
- 英文法
- 長文読解
という順番で勉強するのが基本です。
数学
- 基礎問題の理解
- 問題演習
- 応用問題
という流れになります。
このように、科目ごとに勉強の順番を決めておくことが重要です。
何も考えずに問題集を解き始めると、効率が悪くなってしまいます。
④ 参考書を決める
勉強方針が決まったら、次に使う参考書を決めます。
受験勉強では、
参考書を増やしすぎない
ということがとても重要です。
よくある失敗は
- 新しい参考書をどんどん買う
- 最後まで終わらない
- 中途半端になる
というパターンです。
実際には、参考書は少なくても十分です。
むしろ
- 1冊を何回も繰り返す
- 完璧に理解する
方が成績は伸びます。
そのため、参考書は
- 基礎用
- 問題演習用
など、必要なものだけに絞りましょう。
⑤ 勉強スケジュールを作る
最後に、勉強スケジュールを作ることが大切です。
受験勉強は長期間の戦いなので、計画なしで進めると
- 勉強が偏る
- 途中で遅れる
- 直前期に焦る
といった問題が起こります。
おすすめなのは
- 年間計画
- 月計画
- 1日の勉強計画
の3つを作ることです。
例えば1日の勉強なら
- 英語:1時間
- 数学:1時間
- 暗記科目:30分
などのように決めておくと、勉強の習慣が作りやすくなります。
受験勉強は「最初の設計」が重要
大学受験では、勉強時間だけでなく勉強の進め方がとても重要です。
特に最初の段階で
- 志望校のレベルを決める
- 現在の実力を把握する
- 勉強方針を決める
- 参考書を選ぶ
- 勉強計画を作る
この5つをしっかり行うことで、効率よく受験勉強を進めることができます。
逆に、これをせずに勉強を始めると、遠回りになってしまうことが多いです。
受験勉強を始めるときは、まずは焦らずに勉強の設計を作ることから始めてみてください。
それだけで、勉強の効率は大きく変わります。