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現代文問題集

『現代文 基礎問題精講→標準問題精講』の使い方|東大卒家庭教師が解説【大学受験の定番参考書】

現代文 基礎問題精講

大学受験の現代文対策では、「どの問題集から始めればいいのか分からない」と悩む受験生が多いです。特に現代文は、英語や数学と違って勉強方法が分かりにくく、適切な問題集を選ぶことが非常に重要です。

そこで多くの受験生におすすめできる参考書が
『現代文 基礎問題精講』と『現代文 標準問題精講』(旺文社)です。

問題精講シリーズは長年大学受験生に支持されてきた定番シリーズで、現代文の読解力を段階的に伸ばすことができる問題集として評価されています。

この記事では、東大卒でこれまで多くの受験生を家庭教師として指導してきた経験をもとに、

  • 『現代文 基礎問題精講』『標準問題精講』の特徴
  • 難易度と対象レベル
  • 効果的な使い方
  • メリット・デメリット

を大学受験生向けに分かりやすく解説します。


『現代文 基礎問題精講』『標準問題精講』とは?

『現代文 基礎問題精講』『現代文 標準問題精講』は、旺文社が出版している大学受験向けの現代文問題集です。

このシリーズの特徴は、良質な入試問題を厳選して解説していることです。

それぞれの役割は次のようになっています。

現代文 基礎問題精講

  • 現代文の基本的な読解力を身につける
  • 入試現代文の解き方を学ぶ

現代文 標準問題精講

  • 入試レベルの問題を解く力を養う
  • 応用的な読解力を鍛える

つまり、この2冊を順番に学習することで、現代文の基礎から入試レベルまで実力を伸ばすことができます。


難易度と対象レベル

それぞれの難易度は次の通りです。

現代文 基礎問題精講

  • 難易度:基礎〜標準
  • 共通テスト6割程度のレベル

対象大学の目安

  • 日東駒専
  • 産近甲龍
  • 中堅私立大学
  • 地方国公立大学

現代文 標準問題精講

  • 難易度:標準〜やや難
  • 共通テスト7〜8割程度

対象大学の目安

  • MARCH
  • 関関同立
  • 国公立大学
  • 上位私立大学

このように、基礎→標準という流れで実力を伸ばす構成になっています。


この参考書が向いている受験生

『現代文 基礎問題精講』『標準問題精講』は、次のような受験生におすすめです。


① 現代文の勉強をこれから始める人

現代文は

  • 何を勉強すればいいのか分からない
  • 問題を解くだけになってしまう

という受験生が多いです。

基礎問題精講では、現代文の基本的な解き方を学ぶことができます。


② 入試レベルの問題演習をしたい人

標準問題精講では、実際の入試問題をベースにした問題が多く収録されています。

そのため、大学入試レベルの演習をすることができます。


③ 現代文の得点を安定させたい人

現代文では

  • 模試の点数が安定しない
  • 選択肢で迷う

という受験生が多いです。

このシリーズでは、論理的に文章を読む力を身につけることができます。


『現代文 基礎問題精講』のメリット

まずは基礎問題精講のメリットを紹介します。


① 現代文の基本が身につく

基礎問題精講では、現代文の基本となる

  • 接続語の役割
  • 段落の関係
  • 筆者の主張

などを理解しながら問題を解くことができます。

そのため、現代文の基礎力を身につけるのに最適です。


② 解説が分かりやすい

解説では

  • 文章の構造
  • 正解の根拠
  • 選択肢の判断方法

が丁寧に説明されています。

そのため、現代文の読み方を学ぶことができます。


③ 問題の質が高い

問題精講シリーズは、入試問題を厳選して収録しています。

良質な問題を解くことで、効率よく読解力を伸ばすことができます。


『現代文 標準問題精講』のメリット

次に、標準問題精講のメリットを紹介します。


① 入試レベルの問題演習ができる

標準問題精講では、実際の大学入試問題を中心に収録しています。

そのため、本番に近いレベルの演習をすることができます。


② 読解力をさらに伸ばせる

文章の難易度が上がるため

  • 抽象度の高い文章
  • 論理構造が複雑な文章

にも対応できるようになります。


③ 応用力が身につく

標準問題精講では、より高度な読解力が求められます。

そのため、MARCHや国公立大学レベルの現代文にも対応できる力が身につきます。


デメリット(注意点)

優秀な参考書ですが、いくつか注意点もあります。


① 基礎問題精講だけでは演習量が少ない

問題精講シリーズは、問題数が厳選されています。

そのため

  • 演習量を増やしたい人

には少し少なく感じるかもしれません。

必要に応じて、他の問題集を併用するのがおすすめです。


② 記述対策は少なめ

このシリーズは、選択問題が中心です。

そのため

  • 国公立大学の記述問題

を対策したい場合は、別の参考書も必要になります。


効果的な使い方(最重要)

この参考書は、使い方が非常に重要です。

家庭教師として多くの受験生を指導してきた経験から、効果的な方法を紹介します。


Step1 本番を意識して解く

まずは、制限時間を意識して問題を解きます。

ポイントは

  • 接続語に注目する
  • 対比構造を探す
  • 筆者の主張を意識する

ことです。


Step2 解説を丁寧に読む

答え合わせをした後は、解説をしっかり読みます。

特に重要なのは

  • 正解の根拠
  • 不正解の理由

を理解することです。


Step3 本文を読み直す

解説を読んだ後は、必ず本文をもう一度読みます。

すると

  • 文章の論理構造
  • 筆者の主張

がより理解できるようになります。


Step4 2周する

可能であれば、2周するのがおすすめです。

1周目
→ 解き方を理解

2周目
→ 読み方を定着

この方法で学習すると、現代文の読解力は大きく伸びます。


おすすめの勉強スケジュール

問題精講シリーズは、1日1題ペースで進めるのがおすすめです。

例:

1日目
問題演習

2日目
復習

このペースなら

  • 基礎問題精講:3〜4週間
  • 標準問題精講:1ヶ月程度

で1周できます。


まとめ

『現代文 基礎問題精講』『現代文 標準問題精講』は、大学受験の現代文対策として非常に優れた問題集です。

特に次のような受験生におすすめです。

  • 現代文の勉強を始めたい
  • 入試レベルの問題演習をしたい
  • 現代文の得点を安定させたい

メリットをまとめると

  • 基礎から標準まで段階的に学べる
  • 問題の質が高い
  • 解説が分かりやすい

一方で

  • 問題数は多くない
  • 記述対策は少なめ

という点には注意が必要です。

しかし、この2冊をしっかりやり切れば、現代文の読解力は確実に伸びます。

大学受験の現代文対策として、ぜひ活用してみてください。

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