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英作文の書き方のコツ|使える表現とテンプレで安定して点を取る方法
「英作文、何を書けばいいかわからない」「毎回白紙に近い状態で時間が終わる…」「単語はわかるのに文が作れない」——こうした悩みは英作文でよく聞かれます。
英作文で点を取れない最大の原因は、「考えながら英語にしようとしている」ことです。試験本番で一から文章を組み立てようとすると、時間も余裕もあっという間になくなります。
この記事では、試験本番ですぐ使える「書き方の型(テンプレート)」と「使いまわせる表現」を中心に、英作文で安定して点を取るコツを解説します。
英作文が苦手な人の共通パターン
まず、英作文で点が取れない人に共通している3つのパターンを確認しましょう。自分がどれに当てはまるかを把握することが第一歩です。
| パターン | 症状 | 根本原因 |
|---|---|---|
| 型なし | 何を書いていいかわからず止まる | 文章の「構成」を知らない |
| 和英直訳 | 日本語を直訳しようとして詰まる | 英語の発想で書いていない |
| 語彙不足 | 言いたいことを英語で表せない | 使える表現のストックがない |
「完璧な日本語の文を先に考えてから英訳しようとすること」です。複雑な日本語をそのまま英語にしようとすると、文法ミスと時間切れの両方が起きます。先に「英語で書ける内容」を選ぶのが正解です。
英作文の書き方の基本構成|まず「型」を覚える
英作文(特に自由英作文)は、構成の型を先に決めてから書くと、驚くほどスムーズになります。型さえ覚えれば、「何を書くか」に集中できます。
自由英作文の基本構成「3段落モデル」
Intro
Body
Concl.
採点者は「主張→根拠→結論」の流れがあるかどうかを最初に確認します。型に沿っていると内容が薄くても構成点がもらえ、最低限の点が安定して取れるようになります。
そのままコピーして使える英作文テンプレート
構成の型を覚えたら、次はその型を埋める「テンプレートの文」を覚えましょう。これを暗記しておけば、本番で書き出しに迷うことがなくなります。
テンプレート①|賛否・意見型(最頻出)
テンプレート②|比較・選択型
英作文で使える表現・例文一覧
テンプレートの「穴」を埋めるための定番フレーズを覚えておくと、幅広いテーマに対応できます。特に以下の場面別表現は必須です。
①意見・主張を述べるフレーズ
②理由・根拠を述べるフレーズ
③結論・まとめのフレーズ
④テーマ別に使える便利文
| テーマ | 使える英語フレーズ | 意味 |
|---|---|---|
| 環境・社会 | It is important to protect the environment. | 環境を守ることが重要だ |
| 環境・社会 | We should take action to solve this problem. | この問題を解決するために行動すべきだ |
| 技術・AI | Technology has changed our lives dramatically. | 技術は私たちの生活を劇的に変えた |
| 技術・AI | The internet makes it easier to access information. | ネットは情報へのアクセスを容易にする |
| 教育・学習 | Education plays an important role in our society. | 教育は社会で重要な役割を果たす |
| 教育・学習 | Learning English is essential in today’s world. | 今日の世界で英語学習は不可欠だ |
| 健康・生活 | Exercise has many benefits for both body and mind. | 運動は心身に多くのメリットをもたらす |
| 健康・生活 | It is necessary to maintain a healthy lifestyle. | 健康的な生活を維持することが必要だ |
英作文を簡単に書く5つのコツ
テンプレートと表現を覚えたら、次は実際に書くときの具体的なコツです。これを意識するだけで採点者への印象が大きく変わります。
コツ①「簡単な英語」に書き換える発想を持つ
複雑な日本語を英語にしようとするのではなく、自分が英語で書けるレベルに内容を落とし込むのが鉄則です。
「スマートフォンは現代社会において人々のコミュニケーション様式を根本から変革した」
→ 英語にしようとすると止まる
Smartphones have changed how people communicate.
→ シンプルな構文で十分伝わる
コツ②具体例は「自分の経験」を使う
データや統計を作るのは危険ですが、「私の経験では〜」という形の具体例は自由に使えます。説得力を出しながら英語でも書きやすい、最もコスパの高い手法です。
- In my experience, ~(私の経験では〜)
- When I was a student, ~(私が学生のとき〜)
- I have experienced ~ myself.(私自身〜を経験した)
- I know someone who ~(〜した人を知っている)
コツ③同じ単語の繰り返しを避ける
同じ動詞・名詞を繰り返すと採点者の印象が下がります。簡単な言い換えを1〜2個知っておくだけで語彙力の高さをアピールできます。
| よく使う語 | 言い換え例 | ニュアンス |
|---|---|---|
| think | believe / consider / feel | 思う・考える |
| important | essential / necessary / vital | 重要な・不可欠な |
| good | beneficial / helpful / useful | 良い・役に立つ |
| bad | harmful / problematic / negative | 悪い・有害な |
| many | various / numerous / a wide range of | 多くの・様々な |
| big / large | significant / major / considerable | 大きな・重大な |
コツ④文の長さをバラけさせる
短い文と長い文を混ぜると、リズムが生まれて読みやすくなります。1段落に短文1〜2文・長文1〜2文を意識しましょう。すべて同じ長さだと単調に見えます。
コツ⑤書く前に「60秒メモ」を取る
いきなり英語を書き始めるのではなく、まず日本語でも構わないので「主張・理由1・理由2・例」を60秒でメモしてから書き始めましょう。これだけで書き直しが激減します。
採点で減点されないためのチェックリスト
書き終わったら、必ず以下の項目を確認しましょう。ケアレスミスによる減点を防ぐだけで、大幅に点が上がります。
- 主語と動詞が一致しているか(三単現のsなど)
- 時制は統一されているか(現在形か過去形か)
- 冠詞(a / the)の使い忘れはないか
- 名詞の単複(複数形のs)は正しいか
- スペルミスがないか(特によく使う単語ほど注意)
- 文頭は大文字で始まっているか
- ピリオド・カンマは正しく使われているか
- 指定字数・語数の範囲に収まっているか
英作文に関するよくある質問
📝 この記事のまとめ
- 英作文が書けない原因は「型がない・和英直訳・表現ストック不足」の3パターン
- 3段落の構成(導入→本論→結論)の型を覚え、テンプレートを埋めるだけにする
- 賛否型・選択型の2テンプレートを丸暗記すれば大半の問題に対応できる
- 場面別フレーズ(意見・理由・結論・テーマ別)をストックして空欄を埋める
- 書く前の60秒メモ(主張→理由2つ→具体例)で構成を先に決める
- 難しい語彙より正確な文法と論理が採点者に評価される
型を体に染み込ませれば、英作文は「考える問題」から「埋める問題」に変わります。今日からテンプレートを1つ暗記することから始めてみましょう。