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肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(必修編・難関大編)徹底比較!大学受験生必携の使い方と選び方【東大卒家庭教師が教えます】

肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編

結論

結論から申し上げます。 「文法はわかるのに長文が読めない」という大学受験生の最大の壁を突破したいなら、肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本(必修編および難関大編)こそが最適解です。

スタディサプリでおなじみの肘井学先生が、長文読解に直結する「読むための英文法」を、視覚的にわかりやすく、段階的に教えてくれます。

私は東京大学を卒業後、数多くの大学受験生を家庭教師として指導してまいりました。多くの生徒が「英文構造が掴めず、長文で失点する」と悩む中、このシリーズを正しく活用した生徒は、共通テストで大幅得点アップを果たし、MARCH・早慶上智・旧帝大合格を次々と掴み取っています。

肘井学の読解のための英文法シリーズとは?

『大学入試 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』は、KADOKAWAから出版されている英文解釈の入門・発展書です。従来の文法書とは一線を画し、「長文を読解するための英文法」に特化しています。

SVの発見から始まり、名詞句・節、形容詞句・節、動詞の型といった「意味のカタマリ」を視覚的に整理。専門用語を極力抑えた丁寧な解説と英文図解が特徴で、「なんとなく」ではなく「論理的に」英文を処理する力を養います。

シリーズは2冊構成。必修編で基礎を固め、難関大編で高度な読解力を身につける流れが理想的です。問題数は必修編で約358題、難関大編も同程度のボリュームで、例題・確認問題・発展問題の3段階構成です。

必修編と難関大編の徹底比較表(一目でわかる!)

自分の現在の学力と志望校に合わせて選べるよう、比較表をまとめました。東大卒家庭教師の視点で、到達目標と開始時期も記載しています。

項目必修編(紫寄り)難関大編
対象レベル基礎〜標準(共通テスト3〜4割スタート)応用〜発展(共通テスト8割以上推奨)
おすすめ志望校日東駒専・産近甲龍・地方国公立・MARCH中位早慶上智・旧帝大・難関国公立・MARCH上位
到達目標共通テスト7割・日東駒専レベルの英文構造を把握早慶・旧帝大レベルの精読力・和訳力
主な追加内容SV発見、意味のカタマリ(句・節)、動詞の型など基礎読解省略、関係詞の高度な扱いなど難関大特化
英検相当準2級〜2級準1級レベル
理想開始時期高2冬〜高3春高3夏以降(必修編完了後)
問題の特徴短い易しい例文からスタート、発展問題で東大・京大過去問も一部例文レベルが高く、難関大入試問題を厳選

※必修編を完璧に仕上げてから難関大編へ進むのが鉄則です。基礎が抜けている状態で難関大編に挑むと効果が半減します。

各巻のメリット・デメリット(正直レビュー)

実際に多くの受験生に指導してきた経験に基づき、率直にお伝えします。

共通のメリット

  • 長文読解に直結する構成:文法を「読むためのツール」として整理。SVOCや句・節の識別力が劇的に向上します。
  • 視覚的にわかりやすい英文図解:複雑な構造も一目で理解可能。専門用語を最小限に抑えた解説が秀逸です。
  • 段階的問題配置:例題(基礎)→確認問題→発展問題で無理なくレベルアップ。演習量も十分です。
  • 「面白いほどわかる」工夫:肘井先生の丁寧で親しみやすい語り口が、学習意欲を維持します。

デメリットと注意点

  • 網羅性は高くないため、純粋な文法問題集(例:ポラリス)と併用を推奨。
  • 発展問題は難易度が高め。必修編でも一部の生徒には最初ハードルが高い場合があります。
  • 和訳の丁寧さは人によって評価が分かれる(構造理解重視のため)。

デメリットは「使い方」で十分カバーできます。私は生徒に「この本で構造把握力を養えば、長文問題集の吸収率が格段に上がる」と伝え、自信を持って進めさせています。努力を積み重ねれば、必ず「英文が読める」実感が得られます。

効果的な使い方(これで多くの生徒が成果を上げました)

ただ読むだけでは力はつきません。以下のステップを丁寧に実践してください。

  1. STEP1:準備段階
    高校基礎英文法(ゼロから英文法など)を一通り終えてから着手。単語力も並行して強化しておきましょう。
  2. STEP2:1周目(理解重視)
    解説をじっくり読み、英文図解をノートに写す。例題は自分でSVや句・節を振って構造を把握。「意味のカタマリ」を意識しながら和訳。
  3. STEP3:2周目(演習強化)
    問題だけを解き、確認問題・発展問題に挑戦。間違えた箇所は赤ペンでマークし、なぜ間違えたかを言語化。
  4. STEP4:3周目以降(定着)
    苦手問題のみを繰り返し。声に出して読む「セルフレクチャー」を習慣化すると、長文読解力がさらに向上します。

1日の目安:例題30〜40個で1〜1.5時間。毎日継続すれば、1冊を3〜4週間で仕上げられます。高3生は夏までに必修編を完了させ、秋に難関大編へ移行するのが理想です。

おすすめの学習ルート例

  • 中堅私大・地方国公立志望:必修編のみで十分。長文問題集へ移行。
  • MARCH・関関同立志望:必修編を完璧に → 難関大編の一部 or 並行して長文演習。
  • 早慶上智・旧帝大志望:必修編 → 難関大編を徹底 → 英文解釈の技術70/100や熟考などで仕上げ。

よくある質問(FAQs)

Q1. 必修編から始めるべきですか?難関大編だけでも大丈夫?

A. 原則として必修編からお勧めします。基礎が固まっていない状態で難関大編に進むと、理解が浅くなりやすいです。

Q2. 文法問題集(ポラリスなど)とどちらを先にやるべき?

A. 文法の基礎知識をある程度身につけた後、このシリーズで「読解への橋渡し」をしてください。並行でも構いませんが、読解力強化を優先するならこちらを先に。

Q3. 1冊だけで長文が読めるようになりますか?

A. 構造把握力は大幅に向上しますが、長文読解力の完成には別途長文問題集(関正生のThe Rulesなど)が必要です。この本は「土台作り」に最適です。

Q4. 高3の秋から始めても間に合いますか?

A. 間に合います。集中して取り組めば必修編を1ヶ月以内で仕上げ、難関大編も追いつけます。ただし、毎日継続が鍵です。

Q5. 紙の本と電子書籍、どちらがおすすめ?

A. 紙の本をおすすめします。英文に書き込みやすく、図解を視覚的に把握しやすいためです。

最後に——長文読解の壁を必ず突破しましょう

肘井学の読解のための英文法シリーズは、単なる参考書ではありません。英文を「読める」喜びを教えてくれる道標です。

東大卒家庭教師として、数え切れないほどの生徒がこの本で「英文がわかる」実感を得て、志望校合格を果たす姿を見てきました。あなたも今日から1ページずつ、丁寧に取り組んでください。

「なんとなく」ではなく「論理的に」英文を処理する力は、大学入試だけでなく将来の武器となります。一緒に努力を重ね、必ず合格を掴み取りましょう!


本記事は東大卒・家庭教師経験者による監修のもと作成しています。

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