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共通テスト英語リスニングのコツ|満点を狙う解き方と時間配分
「音は聞こえているのに意味がとれない」「先読みが全然追いつかない」「メモを取ると聞き逃す」——共通テストのリスニングでこんな悩みを持っていませんか?
共通テストのリスニングは、「聞こえた英語をそのまま理解しようとする」だけでは点が取れません。正しい解き方・先読みの使い方・メモ術をセットで身につけることが不可欠です。
この記事では、試験本番で確実に点を取るための解法テクニックと時間配分を、大問別に徹底解説します。
まず知っておくべき|共通テストリスニングの基本データ
対策を立てる前に、試験の構造を正確に把握しておきましょう。知らないまま解くのと、構造を知った上で解くのとでは、本番の心理的余裕がまったく変わります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 約30分(解答時間を含む) |
| 配点 | 100点(リーディングと同配点) |
| 大問数 | 第1問〜第6問(A・Bに分かれるものあり) |
| 放送回数 | 第1問・第2問は2回読み、第3〜6問は1回読み |
| 問題冊子 | 選択肢・図・グラフなどが印刷されている(先読み可) |
| メモ | 問題冊子の余白に書き込み可 |
共通テストのリスニングで高得点を狙うには、1回読みの大問(第3〜6問)への対策が最も重要です。「もう一度聞けばわかる」が通用しないため、先読みとメモ術の習得が必須になります。
大問別の特徴と攻略ポイント一覧
各大問には出題形式と難易度に明確な特徴があります。大問ごとの「狙い」を知ることで、どこに集中すべきかが見えてきます。
共通テストリスニング攻略の3本柱
点を取るための戦略は、次の3つに集約されます。この3つをセットで身につけることが高得点への最短ルートです。
先読みのコツ|何を読み、何を予測するか
先読みで最も大切なのは、「全部読もうとしない」ことです。限られた時間で「何が問われるか」の焦点を1点に絞ることに集中してください。
先読みで見るべき3つのポイント
| 見るべき箇所 | 確認する内容 | 予測できること |
|---|---|---|
| 状況説明文 | 「〜の場面」「〜について話している」 | 話題・文脈・登場人物を把握 |
| 設問文 | What / Why / Who / How many など | 聞くべき情報の種類を特定 |
| 選択肢の差異 | 数字・Yes/No・動詞の違いなど | 音声で聞き取るべきポイントを絞り込む |
選択肢を全文丁寧に読もうとして、音声が始まっても読み終わっていない
→ 最初の数秒を聞き逃す
選択肢の「違う部分」だけを素早くチェックし、聞くべきポイントを1語で把握する
→ 音声に集中できる
- 第1〜2問(2回読み):選択肢の絵・語句の違いを5〜10秒で確認
- 第3〜4問(1回読み):状況文と設問を10〜15秒で読む
- 第5〜6問(1回読み):図表・メモの穴埋め箇所を20秒で確認し、流れを予測する
メモの取り方|書きすぎず、捨てる勇気を持つ
リスニングのメモは「全部書く」ためではありません。答えに直結する情報だけを最小限で記録するのが正解です。書きすぎると聞くことに集中できなくなります。
メモすべき情報とそうでない情報
| メモすべき情報 | メモしなくていい情報 |
|---|---|
| 数字・時刻・値段(例:3時、$12) | 文脈の説明・背景情報 |
| 人名・場所名(固有名詞) | 選択肢にすでに書いてある内容 |
| Yes / No(賛成・反対) | なんとなく聞こえた単語 |
| 話者ごとの意見(第6問) | 冠詞・前置詞など細かい語 |
| 条件・順位(第4問) | 途中で変更された情報(最新情報のみ残す) |
実際のメモ例(第6問・議論の場面)
B(Beth):反対 → 品質↓
C(Chris):賛成 → 環境◎
D(Dana):条件付き賛成 → 期間3ヶ月
※ 記号・矢印を使って素早く書く
- ↑↓ … 増加・減少(数値の変化)
- ◎○△× … 評価・賛否(良い・普通・条件付き・反対)
- → … 「〜の結果」「だから」(因果関係)
- ? … 聞き取れなかった箇所(後で選択肢と照合)
- A: B: … 話者の頭文字で整理(第6問)
時間配分|大問ごとの理想スケジュール
共通テストのリスニングは試験官がペースをコントロールするため、自分でリズムを変えることはできません。ただし、「次の大問の先読みをいつ始めるか」だけは自分でコントロールできます。
音声が終わった直後に答えを選ぶのに時間をかけすぎると、次の大問の先読み時間が失われます。迷った問題はいったんマークして先読みに移行しましょう。マークは後で変えられますが、先読み時間は取り戻せません。
1回読み対策|第3〜6問で点を落とさないために
最も差がつくのが「1回しか読まれない」第3〜6問です。ここで安定して得点するための考え方を整理します。
1回読みで絶対にやってはいけないこと
聞き取れなかった単語にこだわって、その後の音声を聞き逃す
→ 1語のために残り全部を失う最悪のパターン
聞き取れなかった箇所は「?」とメモして即座に忘れ、続きに集中する
→ 聞こえた情報だけで答えが選べることがほとんど
1回読みに強くなるためのトレーニング法
| トレーニング | 目的 | 推奨頻度 |
|---|---|---|
| シャドーイング | 英語の音声処理速度を上げる | 毎日 10分 |
| ディクテーション(書き取り) | 聞き取れていない音・音変化を特定する | 週3回 |
| 1回のみ再生で問題を解く練習 | 本番の緊張感・集中力を養う | 週2〜3回 |
| スクリプト確認(復習) | 聞き取れなかった部分の原因を分析する | 毎回の演習後 |
よくある質問(FAQ)
📝 この記事のまとめ
- 第3〜6問は1回読みのみ。ここへの対策が高得点の鍵
- 先読みは「全部読む」のではなく、選択肢の差異と設問の焦点だけを確認する
- メモは最小限に。数字・固有名詞・記号のみ。書きすぎると聞き逃す
- 聞き取れなかった箇所は「?」とメモして即座に前に進む。こだわると後の音声を全部失う
- 迷ったらとりあえずマーク→即座に次の先読みへ移行する
- シャドーイング・ディクテーション・1回再生練習を継続することで本番対応力が上がる
正しい解き方と対策を身につけて、本番で力を発揮してください。