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英文法ができない原因はこれ|伸びない人の特徴と改善法
「英文法の参考書を何周もしたのに、問題が解けない」「単語はわかるのに文が組み立てられない」「自分は英文法センスがないのかも…」
こう感じているなら、勉強量ではなく勉強の方向が間違っている可能性があります。
この記事では、英文法ができない・伸びない本当の原因を明確にして、正しい改善法を体系的に解説します。
「英文法ができない」の正体を分類する
「英文法ができない」と一口に言っても、状況によって意味が異なります。まず自分がどのパターンか把握することが重要です。
| 「できない」のパターン | 症状の例 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 暗記できない | 参考書を読んだが覚えられない・すぐ忘れる | 理解より暗記に頼っている |
| 使えない | ルールは言えるが問題で正しい選択肢を選べない | アウトプット練習が不足 |
| 読めない | 単語はわかるのに文の意味がとれない | 文構造(SVOCなど)の把握が弱い |
| 書けない | 日本語ではわかるが英語で表現できない | 例文を使った産出練習が少ない |
「覚えられないのか」「使えないのか」「読めないのか」を区別すると、正しい対策が見えてきます。以下では特に多い「覚えられない・使えない」パターンを中心に解説します。
英文法が伸びない人の5つの特徴
多くの受験生に共通する「伸びない人のパターン」があります。自分に当てはまるものを確認しましょう。
参考書を「読んだ」だけで、問題を解いていない。インプット過多でアウトプットが圧倒的に不足している。
「なぜそうなるか」を理解せず、条文のように暗記しようとする。理解なき暗記はすぐ忘れる。
間違えた問題を放置して次へ進む。なぜ間違えたかを分析せず、同じミスを繰り返す。
重要度の低い例外・特殊用法から手をつける。頻出の基本項目が曖昧なまま細かい知識を詰め込もうとする。
単語の意味を順番に追うだけで、SVOCの構造を把握しながら読んでいない。文法の「型」が見えていない。
「参考書を3周した」と言う人でも、問題を自力で解いた回数が少ないケースがほとんどです。読む=わかると思い込んでいることが、伸び悩みの最大の原因です。
英文法センスは存在しない|仕組みで理解する科目
「自分は英文法センスがない」と思っている人がいますが、英文法はセンスで身につける科目ではありません。
英語の文法は、基本的に論理的なルールの組み合わせでできています。「なぜそうなるか」から理解すれば、暗記量は大幅に減り、応用が利くようになります。
✅ 理解:have=今持っている状態 / lost=なくした → 「なくした状態を今も持っている」=現在完了の感覚がつかめる
このように「なぜこの形になるか」の理由から覚えると、忘れにくく・応用が利く知識になります。これはセンスではなく、理解のアプローチを変えるだけで誰でもできます。
英文法で何が大事?優先順位の正しい付け方
英文法の参考書には膨大な項目が並んでいますが、すべてが同じ重要度ではありません。優先度の高い項目から固めることが効率の鍵です。
①②が土台です。文型と時制が不安定なまま③以降に進んでも応用がきかなくなります。まずこの2つを完璧にするだけで、読解・英作文の精度が大きく上がります。
英文法ができない人がやりがちなNG勉強法
英文法を改善する正しい勉強ステップ
伸びない人の特徴とNG法がわかったところで、正しい勉強の順番を確認しましょう。
改善法①|例文音読で「使える文法」を身につける
文法ルールを「頭で知っている」だけでなく、「口から出てくる」レベルまで定着させることが目標です。
「現在完了は have + 過去分詞」とノートに書いて終わり
→ 問題で使えない
“I have visited Tokyo three times.” を5回声に出してから書く
→ 文が「型」として身につく
改善法②|文型(SVOC)を常に意識して読む
英文法が使えない人の多くは、英文を「単語の意味を順番に追うだけ」で読んでいます。文型を意識するだけで読解力・英作文力が同時に上がります。
改善法③|ミスを「タイプ別」に記録する
同じ間違いを繰り返さないために、ミスを分類して記録しましょう。
- 理解不足ミス:参考書に戻って「なぜか」を再確認。例文を再度音読する
- 勘違いミス:正しいルールとセットでノートにまとめ、翌日見直す
- ケアレスミス:選択肢を選ぶ前に根拠を口に出す習慣をつける
英文法が覚えられない人のための記憶定着術
覚えた翌日・3日後・1週間後に復習すると定着率が大幅に上がります。まとめて復習するより、小分けに繰り返す方が効果的です。
例文を見て音読→目を閉じて言えるか確認→書いてみる。視覚・聴覚・運動感覚を全部使うと記憶の定着が速くなります。
「must not = してはいけない」を丸暗記するのではなく、「must は強制→その否定=禁止」と理屈でつなぐと忘れにくくなります。
参考書の例文を覚えるだけでなく、自分の身近なテーマで短い例文を作る練習をすると「使える文法」として定着します。
よくある質問
📝 この記事のまとめ
- 「できない」のパターンを特定する:覚えられない/使えない/読めない/書けないは対策が異なる
- 伸びない人の共通点は「読むだけ・丸暗記・復習なし・優先順位なし・文構造無視」の5つ
- 英文法はセンスではなく理解の問題。「なぜそうなるか」から覚えれば暗記量は減る
- 文型と時制を最優先で固める。これが土台になりすべての文法項目につながる
- 例文音読+自力での問題演習+根拠を持った復習のサイクルが最も効果的
- ミスは3タイプに分類して、それぞれに合った対策を打つ
英文法が伸びない原因は、才能やセンスではなく勉強法にあります。今日から1つ改善するだけで、確実に変化が起きます。
スマホアプリも積極的に活用しましょう。
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